スラスターや小さなパーツに色を足したい!
でも、
こまったさん①どこから塗ればいいの?
筆や塗料を用意しても、はみ出しやムラが心配で手が止まってしまいますよね💦
こんな人におすすめ
- 全塗装はせず、スラスターや装甲の一部だけに色を足したい
- ムラやはみ出しが心配で完成したガンプラへ手を加えられずにいる
- 部分塗装でもサーフェイサーやトップコートまで必要なのか迷っている
この記事では、ガンプラの1か所を筆で部分塗装する手順と乾燥・修正の注意点を紹介します。
塗る前に確認することから、どこで作業を終えるかまで分かります。
最初は、塗りたい1か所を1色で仕上げれば十分です!



全身を塗り直さず、成形色を生かしたまま色を加えてみましょう!
ガンプラの部分塗装は、色を足したい1か所から始める




部分塗装は、機体全体ではなく、スラスターや装甲の一部などに色を加える方法です。
色分けされていない面を補ったり、金属色を加えたりする楽しみ方があります!
最初に塗る場所を決める
最初は、筆先が届き、塗る範囲の境界が分かる小さな面を選んでみてください。
スラスターの内側や装甲にある少し広めのくぼみなどが候補です。
顔の細かなダクトや関節がこすれる場所から始める必要はありません。
塗る面を正面から見られ、手を安定させられるかも確認しましょう✅
溝の線を強調したいだけなら、スミ入れのやり方が目的に合います!
成形色のままか、塗装済みかを確認する
ここでは、塗装やトップコートをしていないPS製パーツの小さな面を筆で1色塗る場合を説明します。
素材は説明書やランナーの表示で確認し、その素材に使える塗料を選びます。
塗装済みの面では、上から使う塗料や修正液が下地に影響する場合があります。
水性だから何の上にも使える
とは限りません。



使用製品の適合を確認してください!
筆とガンダムマーカーはどう選ぶ?
ペン先を当てやすい場所ならマーカー、奥まった部分や細い境界なら筆が候補です。
どちらか一方に決める必要はありません。
筆で塗る場合に確認すること


用意するのは、
- 塗る面に合う筆
- 模型用塗料
- 塗料皿
- かくはん用具
- 対応する洗浄用品
です。
筆は細さだけでなく、塗る面積と毛先のまとまりで選びましょう!
道具がまだ揃っていなければ、塗装に必要なものを確認してください。
筆の種類は、面相筆・平筆の選び方で紹介しています。
ガンダムマーカーを使う場合に確認すること


面を塗り分ける場合は、スミ入れ用ではなく塗装用のガンダムマーカーを選びます。
ペン先で直接塗るほか、塗料を少量出して筆などで細部に塗る方法もあります。
ペン先が届かない場所へ無理に押し込まず、塗る範囲に合う道具を使いましょう!
マーカーも、素材や塗装済みの面への使用可否を確認してから使います。
筆で1か所を部分塗装する5つの手順
ここからは、塗る範囲を決めて完成させるまでを順番に進めます。
作業前に、
- 製品表示に沿った換気
- 火気対策
- 必要な保護具
を確認しましょう。
筆塗りでも、使用中だけでなく乾燥中や洗浄時の換気が必要です。
「くぼみの内側だけ」など、どこまで塗るかを先に決めます!


塗る面に触れずに持てる場所を確保し、必要なら持ち手を使いましょう。
周囲へのはみ出しが心配なら、マスキング用品で保護します。
油分が付着した未塗装パーツは、中性洗剤などで洗浄し、洗剤と水分を残さず乾燥させてから塗ります。


塗料を製品の案内に従って混ぜ、塗料皿へ少量取り出します!
例えばアクリジョンは、筆塗りでは薄めず使用できます。
筆先に塗料を含ませたら、皿の空いた部分で余分な量を落とし、穂先を整えます。
ボタッと落ちるほど含ませず、同じ素材の余りランナーなどで出方を確認しましょう。
筆先の水分が多すぎると、意図しない場所への流れやムラにつながります⚠️


最初の一筆は、境界ぎりぎりではなく、塗る面の少し内側から。
筆先を軽く当て、短いストロークで色を広げます。
境界へ近づいたら筆先で少しずつ埋め、無理に一筆で塗り切らないようにしましょう。



一度で濃くしようと、塗料を盛らなくて大丈夫です!
色が透ける場合も、厚塗りではなく乾燥を挟んだ重ね塗りで調整します。


塗り終えたら、塗装面に触れない状態で乾燥させます。
重ね塗りできる時間と、十分に硬化するまでの時間は同じとは限りません。
製品の案内を優先し、「何分なら全部大丈夫」とは考えないようにしましょう。
乾燥後に塗り残しや透けを確認し、必要な場合だけ薄く重ねます。



狙った面に色が付き、見た目が気に入れば、その回数で終えてOKです!
使った筆は、塗料に対応した方法で洗浄します。
はみ出しても、手近なうすめ液でいきなり拭かないでください。
まず確認するのは、塗料の種類・乾燥状態・下地です。
例えば、アクリジョンは乾燥後に水では落ちません。
ガンダムマーカーには対応する消しペンがありますが、別の塗料の修正用品として使えるとは限りません。
拭き取りで修正する場合は、塗料と素材の両方に対応したものを選び、同じ条件の余りパーツで試します。


綿棒などに少量含ませ、余分な液を落としてから、はみ出した部分だけを少しずつ拭います。


塗装・コート済みの面では、下地まで落ちる可能性があります⚠️
下地との相性が不明なら、溶剤での修正は進めないようにしましょう。
部分塗装で失敗を防ぐ確認点
うまく色が乗らなくても、すぐに塗料を増やさず原因を確認します。
まず見直したいのは、次の2点です。
| 気になる状態 | 確認すること |
|---|---|
| 塗料が玉になったり、弾かれたりする | 表面の油分、素材への適合、薄めすぎを確認する |
| 塗料が境界の外へ流れる | 筆に含ませる量や水分が多すぎないか確認する |
油分や過度な希釈は、塗料の定着や塗りやすさに影響します。
重ね塗りだけで解決しようとせず、表面と塗料の状態を見直しましょう。
部分塗装でよく迷うこと
組み立て後の作業や下地処理について、迷いやすい疑問をまとめます。
- 組み立てた後でも塗れますか?
-
筆が届き、塗る面に触れず保持できれば、組み立て後でも作業できます。
無理に全身を分解する必要はありません。
外さないと届かない場合は、パーツの外し方を確認してから判断しましょう。
- サーフェイサーは必要ですか?
-
毎回必須ではありません。
素材への密着、表面の状態、上塗りの発色など、目的に応じて選びます。
詳しくはサーフェイサーの役割と選び方へ。
部分塗装のために、全身へ吹く必要があるとは限りません。
- トップコートまで行う必要はありますか?
-
部分塗装をしたからといって、必須ではありません。
保護やツヤの調整をしたい場合に検討し、使用塗料との適合と乾燥状態を確認します。
水性コートでも、すべての下地に無条件で使えるわけではありません。
施工する場合は、トップコートのやり方で準備も確認してください。
1か所を塗れたら、そこで終えてもOK
部分塗装は、全身を塗り分けるためのスタートでなくても構いません。
- 塗りたい場所を決め、素材と下地を確認する。
- 筆で色を加え、乾燥後に仕上がりを見て、必要なら修正する。
この流れで1か所を仕上げてみましょう。



ここに色が入って、いい感じ!
と思えたら、今回の完成です。
元の造形を生かしながら、自分好みのひと手間を楽しんでください✨


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