ガンプラ初心者でも簡単にカッコよく仕上がるスミ入れのやり方を解説!

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ガンプラを作るうえで、スミ入れは初心者でもカッコ良く仕上げるために欠かせない技法の一つですが、初めて行う場合は難しく感じるかもしれません。

特に、塗料の使い方や量の調節がうまくいかず、逆にパーツを汚してしまうといった失敗も少なくありません。

この記事はこんな人におすすめ!

  • パーツに上手くスミが流れず困っている…
  • スミ入れに使う道具が知りたい…!
  • そもそもスミ入れを行う理由が知りたい…!

そこで記事では、ガンプラ初心者でも簡単にカッコよく仕上がるスミ入れ方法を解説します。

また、スミ入れを行う理由よくある質問とその回答も紹介していきます。

とも

スミ入れに対して疑問を抱えている方は必見です!今回紹介する方法を参考に、ぜひガンプラをカッコよく仕上げてみください!

目次

スミ入れをする理由は?

スミ入れという技法は、ガンプラ製作において非常に重要な役割を果たします。

スミ入れを行うことで、パーツの境界がはっきりとし、装甲の影や溝、凹凸などのディテールが強調され、よりリアルな表現が可能です。

また、スミ入れをすることで、ガンプラ特有の機械的な質感を出し、完成度を高めることができます。

とも

以上のように、スミ入れはガンプラ製作において重要な技法であり、完成度を上げるために欠かせないといえます!

スミ入れに必要な道具

スミ入れを行うためには、以下の道具が必要になります。

  • スミ入れ道具
  • 拭き取り溶剤
  • 綿棒

初めてスミ入れを行う方でも手軽に取り組めるよう、それぞれ必要な道具について詳しく解説します。

スミ入れ道具

スミ入れ道具には、主に「ペンタイプ」「塗料タイプ」の2種類があります。

ペンタイプのスミ入れ塗料は、筆を使わずに直接パーツに描くことができるため、手軽にスミ入れを行うことができます。

一方、塗料タイプのスミ入れ塗料は、筆を使ってパーツの溝に塗料を流し込むことで、綺麗にスミ入れが可能です。

どちらのタイプも、カラーバリエーションが豊富で、自分の作品に合った色を選ぶことができます。

とも

初心者の方は、ペンタイプのスミ入れ塗料から始めてみると、手軽にスミ入れを楽しめます!

拭き取り溶剤

スミ入れを行う際には、拭き取り溶剤も必要な道具の一つです。

スミ入れ塗料は、余計な部分についてしまうと取り除くことが難しいため、拭き取り溶剤を使って塗りすぎた部分を拭き取ります。

拭き取り溶剤は、スミ入れ専用のものが販売されており、その成分はアルコール系やエナメル系が主成分となっています。

スミ入れ塗料を塗った後、綿棒に拭き取り溶剤を含ませ、余分な部分を拭き取ることで、キレイな仕上がりを実現することが可能です。

とも

ただし、拭き取り溶剤によっては、パーツ自体にダメージを与える(破損する)可能性もあるため、使用前には必ず商品の注意事項を確認しましょう!

綿棒

スミ入れを行う際には、綿棒が必要不可欠な道具の一つです。

綿棒は、拭き取り溶剤を含ませることで、スミがはみ出た部分を落とすことができます。

綿棒は、一般的に低価格で手に入れることが可能で、プラモ用の綿棒なら様々な先端の形状のものがあります。

とも

初心者の方でも手軽にスミ入れの拭き取りをすることができます!

スミ入れのやり方

スミ入れは、ガンプラをよりリアルに見せるためのテクニックの1つで、パーツの境目を際立たせたり、影を表現したりすることができます。

スミ入れには、ペンタイプや塗料タイプなどで、やり方が少し異なります。

ペンタイプ4種類と塗料タイプの違い

名称インク※1特徴おすすめな人
極細ペン油性スミ入れしたい部分を
簡単になぞるだけでOK
溝以外のところも
スミ入れしたい人におすすめ
流し込みペン油性溝にインクを
流し込んで使う
手軽にサクサクと作業を
進めたい人におすすめ
ふでペン水性はみ出しを気にせず
大雑把に使える
スミ入れを早く
終わらせたい人におすすめ
シャーペン黒鉛普通より細いシャープペンで
簡単にラインを描ける
塗料やインクが
苦手な人におすすめ
塗料流し込みタイプエナメル筆を使って溝に塗料を
均一に流し込んで使える
塗装して仕上げる人におすすめ
横にスライドできます

※1:商品によって異なる場合があります。

以下では、初心者でも簡単にカッコよく仕上がるペンタイプと塗料タイプの5つのやり方を解説します。

とも

それぞれ「スミ入れを行う」という目的は同じですが、やり方が多少異なるので、自分に合った方法を参考にしてみてください!

極細ペン

極細ペンのメリットとデメリット

メリットデメリット
浅い溝でもスミ入れ可能
溝がなくてもスミ入れ可能(奥まった個所など)
均一な太さで描ける
すべての溝に沿ってなぞる必要がある
塗装の上から使用不可
ペン先が入らない場合がある

極細ペンを使ったスミ入れは、線を描くだけで簡単に行うことができます。

ペンの太さは主に0.05mmや0.1mmなど非常に細かいものがあり、細かな箇所や小さい部品にも対応できます。

ただし、ペン先が細くゆえに摩耗しやすいため、使い過ぎには注意が必要です。

とも

極細ペンは、スミ入れ初心者でも簡単にカッコよく仕上げることができる方法の1つです!

流し込みペン

流し込みペンのメリットとデメリット

メリットデメリット
なぞる必要がないため手早く作業可能
溝が深くても底に塗料が流れ込む
浅い溝には対応できない
塗装の上から使用不可

流し込みペンは、インクの染みた固めのペン先を溝に流し込んでスミ入れする方法です。

この方法は、溝をなぞる必要がなく、毛細管現象でインクを流し込むことができます。

インクを溝に流し込むので、一定の太さでスミ入れができ、パーツの入り組んだところにもインクを流すことができます。

とも

また、他のスミ入れ方法と比べて拭き取る際の手間も少なく、手軽に使えるため、綺麗に仕上げたい人にもおすすめです!

ふでペン

ふでペンのメリットとデメリット

メリットデメリット
水性塗料のため塗装面にも直接使える
塗装面外にはみ出しても簡単に拭き取れる
慣れると迅速な作業が可能
全ての溝(凹)をなぞる必要がある
平らな部分には使えず、溝が必要
油分がパーツに付着しているとスミをはじく

「ふでペン」は、ペン先が柔らかく、水性塗料のため簡単に拭き取れるのが特徴です。

溝にインクを流し込むスミ入れとは異なり、全ての溝(凹)をなぞるやり方です。

また、インクが水性のため、塗装した面にも拭き取る際に剥がれることなく直接使うことができます。

ただし、ペン先が比較的太いため、細かい溝にはあまり向いていません。

とも

細かい作業が苦手で、大雑把にスミ入れを行いたい人におすすめです!

シャーペン

シャーペンのメリットとデメリット

メリットデメリット
匂いがないため安心して使用できる
使い心地はシャーペンそのもの
替え芯があるため長期間使用できる
カラーバリエーションが1色のみ
色が薄いため何度も重ねてなぞる必要がある
塗料ではないので触ると色が落ちやすい

スミ入れシャーペンは、普通のシャーペンと同じように簡単に使えます。

スミ入れしたい部分にシャーペンの芯を当て、軽くなぞります。

何度か重ね塗りすることで、濃い色合いを実現できます。

また、はみ出し箇所の拭き取りは消しゴムで替え芯があるため、長く使うことができます。

とも

塗料やインクを使わずにスミ入れを行いたい人におすすめです!

塗料流し込みタイプ

塗料流し込みタイプのメリットとデメリット

メリットデメリット
溝をなぞる必要がないため作業が効率的
塗装の上からも使える
塗料が流れ込みやすく仕上がりが綺麗
溝が深くない部分にはスミ入れができない
スミを大量に流し込むと割れることがある
使用中に少し匂いがする場合がある

塗料流し込みタイプのスミ入れは、スミ入れ用の塗料を筆を使って溝に流し込むやり方です。

この方法は、恐らく数あるスミ入れ方法の中でも一番綺麗に仕上がるやり方になっています。

流し込みのため、作業効率が非常に良く、塗装の上からでも使用することができます。

また、塗料がサラサラしていて、流れ込みやすい性質を持っており、緻密なスミ入れが可能です。

とも

塗料流し込みタイプは初めて使う方は少し難しいと感じますが、慣れてしまえば、早く綺麗にスミ入れが仕上がります!

スミ入れの拭き取る際の注意点

スミ入れ作業において、スミがはみ出た場合は各種溶剤と綿棒を使用して拭き取ることが必要です。

その際に注意しておきたい点がいくつかあります。

  • スミの素材によって使用する溶剤が異なる
  • 綿棒の先端に溶剤を浸しすぎない
  • ふき取り時は力を入れない
とも

それぞれ詳しく解説していきます!

スミの素材によって使用する溶剤が異なる

スミの素材によって使用する溶剤が異なることにも注意が必要です。

溶剤が合わない場合、パーツが破損したり、塗装面を溶かしたりしてしまうこともあります。

ペンタイプ4種類と塗料タイプに適した溶剤

  • 極細ペン
    • 消しゴム、アルコール系の溶剤
  • 流し込みペン
    • 消しゴム、アルコール系の溶剤
  • ふでペン
    • アルコール系の溶剤
  • シャーペン
    • 消しゴム
  • 塗料流し込みタイプ
    • エナメル溶剤

このように適切な溶剤を使用するためには、事前に塗料の素材を確認し、適切な溶剤を用意するようにしましょう。

とも

ちなみに塗装していない面なら「極細・流し込み・ふでペン」のスミも消しゴムで拭き取ることが可能です!

綿棒の先端に溶剤を浸しすぎない

まず、綿棒の先端に溶剤を浸す際に、溶剤を浸しすぎないように注意しましょう。

溶剤が多すぎると、スミ以外の箇所にも溶剤がついてしまい、塗装面をはがしたり、溝に入ったスミも余計にふき取ったりする原因になります。

そのため、綿棒の先端に溶剤を浸しすぎた場合はティッシュなどで余分な溶剤を吸収しましょう。

とも

本当に面倒くさい場合は、直接溶剤の入れ物に綿棒の先端を差し込むのもOKですが、余分な溶剤を吸収するのが面倒な人は塗料皿などに少量出して使うのもありです!

ふき取り時は力を入れない

スミ入れのふき取り時に力を入れすぎないように注意する必要があります。

力を入れすぎると、溶剤を浸しすぎた時と同様に、塗装面が剥がれたり、溝に入ったスミも余計にふき取ったりすることがあります。

優しくこする程度の力で、時間をかけて慎重に拭き取りましょう。

とも

以上の点に注意しながら、適切な溶剤を使用してスミを拭き取ることで、綺麗な線に仕上げることができます!

スミ入れに関するよくある質問とその回答

ここまでスミ入れ方法や拭き取る際の注意点を解説していきました。

しかし、初めてスミ入れをする方にとっては、わからないことや不安なことが多くあるかもしれません。

そこで、ここではよくあるスミ入れに関する質問とその回答を紹介します。

スミ入れをするタイミングはいつなのか?

スミ入れをするタイミングは必ずシールやデカールを貼る前に行いましょう。

なぜならシールやデカールを先に貼ってしまうと、インクでシールやデカールが汚れてしまうからです。

また、はみ出たスミを拭き取る際に、誤ってはがしてしまう恐れもあります。

とも

そのため、必ずシールやデカールを貼る前にスミ入れを行いましょう!

スミ入れカラーは何色が良いのか?

結論を言うと、パーツの色に近いスミ入れカラーを使用すると良いです。

パーツの色と相性が良いスミ入れカラーの参考例

パーツの色スミ入れカラー
ホワイトパーツライトグレー
グレーパーツブラック
ブルーパーツダークグレー
レッドパーツブラウン
イエローパーツダークブラウン
グリーンパーツブラック
オレンジパーツダークブラウン
ブラックパーツグレー
シルバーパーツブラック
ゴールドパーツブラウン

スミ入れの色を使い分けるのが面倒くさいという方は、「ブラック」と「グレー」の2色あれば問題ありません。

とも

ホワイトやブラックなどの無彩色パーツはグレー、その他有彩色のパーツはブラックでスミ入れすると、違和感なく仕上がります!

スミが流れづらい時の対処法は?

スミが流れづらい場合は、モールド(溝)の掘り直しをしましょう。

モールドはそのままの状態だと、モールドの底が斜めになっていて流れづらくなっています。

そのため、モールドの底を平らにするために、タガネを使って掘り直す必要があります。

また、モールドではなく、パーツの段差部分にスミを入れたい場合もタガネで掘り直すことでスミが流れやすくなります。

とも

タガネを持っていない場合はデザインナイフの刃先を平らに研いだもので掘り直すこともできます!

スミをふき取った時にパーツが汚れてしまい綺麗に拭き取れないのはなぜなのか?

スミをふき取った時にパーツが汚れてしまう原因は、綿棒が汚れているからです。

スミやインクで汚れた綿棒で拭き取っても綺麗に仕上げることが難しいです。

汚れた綿棒で拭き取ると、汚れが広がってしまい逆効果になります。

とも

ちなみに私は画像のように綿棒が汚れて毛羽立ちを起こしたら変えるようにしています!

そのため、綿棒は惜しまずにどんどん新しい綿棒に変えていきましょう!

スミ入れのタイプはどれが一番いいのか?

一番綺麗に仕上がるスミ入れのタイプは圧倒的「塗料流し込みタイプ」です。

なぜなら、塗料流し込みタイプはスミの太さも一定で、スミ入れの色の種類も豊富だからです。

ガンプラ スミ入れ おすすめ

しかし、塗料流し込みタイプはエナメル塗料のため、無塗装のパーツに流し込むとパーツが割れてしまう恐れがあります。

そのため、塗装派向けのスミ入れ方法となります。

ですが、無塗装でもスミ入れをする前に光沢クリアを吹きかけ、コーティングしてあげることで、パーツの割れを防ぐことができます。

とも

手間がかかるのが嫌な人は、手軽にスミ入れができる「ペンタイプ」をおすすめします!

スミ入れをしてガンプラをカッコよく仕上げよう!

今回はガンプラ初心者でも簡単にカッコよく仕上がるスミ入れ方法を解説していきました。

まとめると以下のようになります。

  • スミ入れに必要な道具は?
    • スミ入れ道具
    • 拭き取り溶剤
    • 綿棒
  • スミ入れの拭き取る際の注意点は?
    • スミの素材によって使用する溶剤が異なる
    • 綿棒の先端に溶剤を浸しすぎない
    • ふき取り時は力を入れない
  • スミ入れのタイプは?
    • 極細ペン
    • 流し込みペン
    • ふでペン
    • シャーペン
    • 塗料流し込み

ということがお分かりいただけたと思います!

スミ入れは、ガンプラの表現力を格段に上げることができるテクニックの一つです。

正しいやり方と適切な道具を使えば、簡単に美しい仕上がりを実現できます。

ぜひ今回ご紹介した方法を参考に、あなただけの素晴らしいガンプラを作り上げてみてください!

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