ガンプラ製作においてスミ入れは欠かせない重要な塗装技法です。
ですが、スミ入れ道具を選ぶのに迷ったり、どの商品を選んでいいのか分からなかったりすることはないでしょうか。
この記事はこんな人におすすめ!
- 初心者でも使えるスミ入れ道具が欲しい…!
- いろんなタイプのスミ入れ道具から自分に合ったものを選びたい…!
- おすすめのスミ入れ道具が知りたい…!
そこで今回は、初心者でも扱えるガンプラ向けのスミ入れ道具をタイプ別で5選紹介していきます。
この記事を読むことで自分に合ったスミ入れ道具を手に入れ、快適な作業ができること間違いなしです。
また、スミ入れ道具の選び方も解説しているため、スミ入れ道具選びに迷っている方は必見です!
スミ入れ道具の選び方
ガンプラ製作において、スミ入れは重要な塗装技法ですが、スミ入れ用の道具を選ぶのは初心者にとっては難しいものです。
どのような道具を選べばよいのか分からず、スミ入れ道具の購入をためらってしまうこともあります。
そこでスミ入れ道具の選び方のポイントは以下の通りです。
- タイプ別で選ぶ
- 色の種類で選ぶ
- プラモデルメーカーのものを選ぶ
ガンプラ製作において、それぞれスミ入れ道具による質感の表現は多少異なりますので、しっかり選び方をチェックしましょう!
タイプ別で選ぶ
スミ入れ用の道具は大きく「ペンタイプ4種類」と「塗料流し込みタイプ」に分けられます。
ペンタイプ4種類と塗料タイプの違い
名称 | インク※1 | 特徴 | おすすめな人 |
極細ペン | 油性 | スミ入れしたい部分を 簡単になぞるだけでOK | 溝以外のところも スミ入れしたい人におすすめ |
流し込みペン | 油性 | 溝にインクを 流し込んで使う | 手軽にサクサクと作業を 進めたい人におすすめ |
ふでペン | 水性 | はみ出しを気にせず 大雑把に使える | スミ入れを早く 終わらせたい人におすすめ |
シャーペン | 黒鉛 | 普通より細いシャープペンで 簡単にラインを描ける | 塗料やインクが 苦手な人におすすめ |
塗料流し込みタイプ | エナメル | 筆を使って溝に塗料を 均一に流し込んで使える | 塗装して仕上げる人におすすめ |
ペンタイプは、
- 細かなラインやディテールに塗ることができる「極細ペンや流し込みペン」
- 広い面積に使える「ふでペン」
- 鉛筆のような「シャーペン」
これらのタイプのものがあります。
特に、極細ペンや流し込みペンは初心者にも扱いやすく、正確なスミ入れができるのでおすすめです。
一方、塗料流し込みタイプは、スミ入れに適した色の種類が豊富で、様々な効果を出すことができます。
スミの流れが良く塗りムラができにくく、効率よくスミ入れができるため、モールドが多い場合や大きな面積のスミ入れには最適です。
自分に合ったタイプのスミ入れ道具を選びましょう!
色の種類で選ぶ
スミ入れに使用する色によって、表現する効果が大きく異なります。
一般的なスミ入れに使用する色は「ブラック」と「グレー」で、どちらも明暗のコントラストをつけることができ、シャープなディテールを強調することができます。
また、塗料流し込みタイプのスミ入れには、ブラックとグレーの他にも、
- ダークグレー
- ライトグレー
- ブラウン
- ダークブラウン
- ディープブラウン
- オレンジブラウン
- ピンクブラウン
といった多彩な色があります。
これらの色を使い分けることで、より細かいディテールや質感を表現することができます。
選ぶ色によって仕上がりが大きく変わるので、自分の表現したいイメージに合わせて色を選ぶことがおすすめです!
プラモデルメーカーのものを選ぶ
スミ入れには、一般的な文房具のマーカーや筆を使用することもできますが、それらはガンプラの特性にあまり合っていません。
ガンプラの表面はプラスチックでできており、柔軟性や密着性に優れた専用のスミ入れ道具を使用することで、綺麗な仕上がりを実現できます。
プラモデルメーカーが販売しているスミ入れ道具は、ガンプラの細かいディテールに合わせた極細ペンや流し込みペンなどがあり、プロのモデラーにも愛用されています。
プラモデルに特化したスミ入れ道具を使用することで、よりリアルで精密な仕上がりを目指すことができます!
ガンプラ向けのおすすめスミ入れ道具5選
ガンプラのスミ入れには、専用の道具を使うことが望ましいです。
しかし、数あるスミ入れ道具の中からどれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ガンプラ向けにおすすめのスミ入れ道具をタイプ別で5選紹介していきます。
商品名 | 希望小売価格(税込) | メーカー |
ガンダムマーカー スミいれ 極細タイプ | 220円~275円 ※色によって異なる | GSIクレオス |
ガンダムマーカー 流し込みスミ入れペン | 275円 | GSIクレオス |
ガンダムマーカー スミいれ ふでぺん 水性 ふきとりタイプ | 220円/275円 | GSIクレオス |
ガンダムマーカー スミいれペン シャープ | 660円 | GSIクレオス |
メイクアップ材シリーズ スミ入れ塗料 | 440円 | TAMIYA |
それぞれの特徴や使い方について詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
GSIクレオス|ガンダムマーカー スミいれ 極細タイプ
商品名 | ガンダムマーカー スミいれ 極細タイプ |
(税込) | 希望小売価格220円~275円 |
メーカー | GSIクレオス |
ガンダムマーカースミいれ 極細タイプは、ガンプラの凹線スジ彫りや窪みに使うと、メリハリと立体感が一気に生まれます。
素組み向けで、簡単にリアルな仕上がりが実現可能で、パーツの色や表現方法に応じて、3色(ブラック、グレー、ブラウン)を使い分けることができます。
※塗装後のスミ入れは「GM300 ガンダムマーカー消しペン」で拭き取る際に塗装面も一緒に溶かしてしまうため、おすすめしません。
ガンダムマーカー スミいれ 極細タイプの色の種類
商品名 | 希望小売価格 (税込) |
ガンダムマーカー スミいれ 極細タイプ ブラック | 275円 |
ガンダムマーカー スミいれ 極細タイプ グレー | 220円 |
ガンダムマーカー スミいれ 極細タイプ ブラウン | 220円 |
素組みではみ出した部分は消しゴムや「GM300 ガンダムマーカー消しペン」で簡単に修正可能です。
ガンプラのリアル感を手軽に表現でき、モールド(溝)をなぞるだけなので初心者でも簡単に扱えます!
こんな人におすすめ!
- ガンプラを始めたばかりの人
- 細かいところに使いたい人
- 塗料や筆などの道具を使えるか不安な人
GSIクレオス|ガンダムマーカー 流し込みスミ入れペン
商品名 | ガンダムマーカー 流し込みスミ入れペン |
(税込) | 希望小売価格275円 |
メーカー | GSIクレオス |
流し込みタイプのガンダムマーカーは、ペン先を湿らせて、モールドにペン先をあてるとスムーズにスミ入れができます。
はみ出た部分は、消しゴムや「GM300 ガンダムマーカー消しペン」で簡単に修正可能です。
※塗装後の場合はスミ入れして乾いた綿棒ですぐ拭き取れば問題ありません。
色の種類も全3種類(ブラック、グレー、ブラウン)あります。
ガンダムマーカー 流し込みスミ入れペンの色の種類
商品名 | 希望小売価格 (税込) |
ガンダムマーカー 流し込みスミ入れペン ブラック | 275円 |
ガンダムマーカー 流し込みスミ入れペン グレー | 275円 |
ガンダムマーカー 流し込みスミ入れペン ブラウン | 275円 |
手軽にリアル感のある仕上がりを実現することができます。
流し込みのペンタイプなので、時間と手間をかけずに、綺麗な仕上がりを手に入れたい方にはぴったりのアイテムです!
こんな人におすすめ!
- スミ入れ初心者の人
- 細かい部分にスミ入れをしたい人
- スミ入れを手軽・スピーディーに行いたい人
GSIクレオス|ガンダムマーカー スミ入れ ふでペン 水性 ふき取りタイプ
商品名 | ガンダムマーカー スミ入れ ふでペン 水性 ふき取りタイプ |
(税込) | 希望小売価格220円/275円 |
メーカー | GSIクレオス |
「ガンダムマーカー スミ入れ ふでペン 水性 ふき取りタイプ」は、筆のようなペン先が特徴的で、はみ出しを気にせず簡単にスミ入れできます。
特殊水性インクを使用しているため、様々な塗装の上からも使え、はみ出した部分は簡単に拭き取れます。
※塗装後の場合はスミ入れして乾いた綿棒ですぐ拭き取れば問題ありません。
色は2種類(ブラック、グレー)と汎用性の高い色が揃っています。
ガンダムマーカー スミ入れ ふでペン 水性 ふき取りタイプの色の種類
商品名 | 希望小売価格 (税込) |
ガンダムマーカー スミ入れ ふでペン 水性 ふき取りタイプ ブラック | 275円 |
ガンダムマーカー スミ入れ ふでペン 水性 ふき取りタイプ グレー | 220円 |
ガンダムマーカー塗装用やラッカー塗料など、多彩な下地の塗装に合わせて使えるので、塗装派の方にもピッタリです!
こんな人におすすめ!
- 水性インクを使用したものを探している人
- 塗装後でも手軽にスミ入れをしたい人
- スミ入れのミスを簡単に修正したい人
GSIクレオス|ガンダムマーカー スミいれペン シャープ
商品名 | ガンダムマーカー スミいれペン シャープ |
(税込) | 希望小売価格660円 |
メーカー | GSIクレオス |
「ガンダムマーカー スミいれペン シャープ」は、あのガンプラ川口名人が推奨する優れたアイテムです。
極細の0.3mm芯が、凹線モールドにスムーズにスミ入れ可能で、簡単にリアル感のある仕上がりを実現できます。
塗装が必要ないため手軽にスミ入れを楽しめますし、はみ出たところも消しゴムで取り除くことができます。
※「ガンダムマーカー スミいれペン シャープ」はインクではなく、黒鉛のため、「GM300 ガンダムマーカー消しペン」では拭き取ることができません。
色の種類がないことが難点ですが、シャープペンシルのような形状で、使いやすさも抜群です!
こんな人におすすめ!
- ガンプラのスミ入れを簡単に始めたい人
- インクが苦手で黒鉛でスミ入れしたい人
- ガンプラ川口名人が推奨するものを使いたい人
GSIクレオス|ガンダムマーカー スミいれペン シャープの口コミ
他の方も言っているように普通の0.3のシャープペンで代用可能です。しかし、そのことに対して損な買い物をしたとか言っている方もいますがそんなこと買う前に気が付くべきです。また、色が薄すぎるとの意見もありますが、それがこの商品の利点です。なぞる回数によって色の濃さが調整できるようになっているのです。最初から色が濃かったら何の意味もありません。成型色によってなぞる回数、力の入れ方を変えてください。0.3と極細ですので、細い線がかけるので良い商品ではないかと思います。また、市販のシャープ芯を入れ色の濃さを変えてもいいと思います。例えば白のパーツにはHBの芯、グレーのパーツには2Bの芯でというような感じで。ただ、色の濃い芯ほど折れやすいので気をつけてください。
引用元:Amazon
シャーペンみたいな感じでしたがよかったです。はみ出す心配が少ないです。
引用元:Amazon
TAMIYA|メイクアップ材シリーズ スミ入れ塗料
商品名 | メイクアップ材シリーズ スミ入れ塗料 |
(税込) | 希望小売価格440円 |
メーカー | TAMIYA |
「TAMIYA メイクアップ材シリーズ スミ入れ塗料」は、ガンプラのパネルライン(凹モールド)にスミを流し込んで、立体感を強調する作業に一番最適です。
濃度があらかじめ調整されているので、ビンを振ってかき混ぜたら、筆で直接塗料を塗ることができます。
凹モールドに筆を当てると、毛細管現象で塗料が自然に流れ込んでいきます。
はみ出した部分は、乾燥した後にエナメル溶剤で湿らせた綿棒で簡単に取り除くことが可能です。
下地は、ラッカー系塗料やアクリル系塗料での塗装が推奨されています。
※無塗装の場合はパーツにスミが浸透し、割れてしまう恐れがあるので、必ず光沢クリアを吹きかけてからスミ入れしましょう。
色の種類は以下の9種類あり、豊富に揃っています。
- ブラック
- グレー
- ダークグレー
- ライトグレー
- ブラウン
- ダークブラウン
- ディープブラウン
- オレンジブラウン
- ピンクブラウン
TAMIYA|メイクアップ材シリーズ スミ入れ塗料の詳細
これで、ガンプラを引き締めるスミ入れ作業が簡単かつ綺麗に行えます!
こんな人におすすめ!
- リアルな仕上がりを目指している人
- スミ入れ塗料を初めて使う人
- 色ムラなく綺麗にスミを流したい人
自分に合ったスミ入れ道具を手に入れよう!
今回は初心者でも扱えるガンプラ向けのスミ入れ道具をタイプ別で5選紹介していきました。
まとめると、以下のようになります。
- スミ入れ道具の選び方は?
- タイプ別で選ぶ
- 色の種類で選ぶ
- プラモデルメーカーのものを選ぶ
- ガンプラ向けのおすすめスミ入れ道具は?
ということがお分かりいただけたと思います!
スミ入れは、ガンプラはもちろん、模型やフィギュアなどの細かい部分にアクセントを加えることができます。
手軽にできるものから、少しテクニックを要するものまで、さまざまな道具があります。
ぜひ、自分に合った道具を手に入れて、楽しくスミ入れを行ってみてはいかがでしょうか!
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