ガンプラの部分塗装を終えたけれど、
こまったさん①筆は水で洗っていい?



濡れたまま筆立てに戻して大丈夫?
と迷っていませんか?
片付け方が分からないと、毛先を傷めないか不安になりますよね。
こんな人におすすめ
- 部分塗装を終え、筆を水で洗うのか、うすめ液やクリーナーを使うのか迷っている
- ラッカー・水性・エナメルなど、使った塗料に合う洗い方を知りたい
- 洗った後の乾かし方や、キャップ・筆立て・ケースへのしまい方が分からない
この記事では、塗料別の洗浄方法と乾燥・保管までの流れを紹介します。
基本は塗料に合う方法で洗い、毛先を整え、乾いてからしまうこと。



専用品を一式揃えず、今ある用品でできる手入れから始めましょう!
筆を洗う液は使った塗料に合わせて選ぶ
この記事では、ガンプラの細部をエナメル系塗料で部分塗装した後の筆洗いを中心に紹介します。
私が筆の洗浄に使っているのは、ガイアノーツの「T-05S エナメル系溶剤」です。


メーカーがエナメル系塗料用として販売している溶剤を、筆洗いにも使用しています。
全体を筆で塗るための準備ではなく、使い終えた筆を片付け、次の部分塗装でも使える状態にすることが今回の目的です。
ほかの塗料で部分塗装した場合は、使った製品に合う洗浄方法へ切り替えましょう。
| 使用した塗料 | 筆洗いに使うもの・基本方針 |
|---|---|
| エナメル系塗料 〈今回の実例〉 | 私はT-05S エナメル系溶剤を使用しています。 タミヤカラーのエナメル塗料では X-20も筆洗い用として使用可能。 |
| 水性ホビーカラー | 乾燥前は水で洗浄できます。 乾燥後はMr.ツールクリーナー改など メーカーが指定する洗浄用品を使います。 |
| アクリジョン | 乾燥前は水で洗浄できます。 乾燥後はアクリジョン専用ツールクリーナーを使います。 |
| タミヤカラー アクリル塗料 | 筆洗い用途にも対応したX-20Aなどを使います。 エナメル用のX-20とは別製品です。 |
| Mr.カラー/ガイアカラー などのラッカー系 | Mr.カラーにはMr.カラーうすめ液 ガイアカラーにはT-01など その塗料の筆洗いにも対応する用品を使います。 |



表にある用品を全部揃える必要はありません!
使った塗料に対応する用品をすでに持っていれば、それを使うところからで大丈夫です。
なお、この表は塗料側の対応をまとめたものです。
筆メーカーに使用できる溶剤の指定がある場合は、その条件も守ってください。
ガンプラ塗装用の筆を洗う4つの手順
ここからは、エナメル系塗料で部分塗装した筆をT-05S エナメル系溶剤で洗う流れを紹介します。
余分な塗料を拭き取り、毛先を押し潰さずに洗い、形を整えて乾燥させます。
専用用品を増やすことより、今使っている筆を丁寧に片付けましょう!
まず、柔らかい布や紙へ余分な塗料を移します。


毛流れに沿って、根元側から先端へそっと拭いましょう。
強く引っ張る、ねじる、先端から根元へ押し戻す扱いは避けます⚠️
洗浄前に余分な塗料を減らし、毛先を無理に扱わないことが基本です。
使う液に対応した容器へ、必要な分だけ取り分けます。


汚れた筆を未使用のうすめ液の元ボトルへ直接入れないようにしましょう。
手持ちの適合容器があれば、新しい筆洗いを買う必要はありません。
ただし、食品容器や飲料ボトルを溶剤対応か分からないまま流用するのは避けます。
塗装と片付けに使う用品は、ガンプラ塗装に必要なものでも整理しています!
穂先を液に入れ、軽く動かして塗料を落とします。


毛の根元にも汚れが残っていないか見ます。
口金は、毛を固定している金属部分です。
この付近に塗料が残っていても、硬い道具で毛をこじって取り出す方法は避けましょう。
液が汚れたら、必要に応じて同じ適合液へ取り替えます。



容器を2つ新しく買う必要はありません!
洗浄後も筆を漬けっぱなしにせず、液から引き上げます。
長時間の浸漬は、毛や接着部を傷める原因になります🚨
水で洗った筆は、きれいな水に替えてすすぎます。
洗浄剤を使った筆は、その製品で指定された仕上げの洗浄を行いましょう。


例えば、ガイアノーツのブラシクリリンは、使用後の水洗いが指定されています。







私はガイアノーツのブラシウォッシュに入れて使っています!
塗料の塊・べたつき・硬さ・拭いたときの色移りも見ます。


元の毛色へ戻そうと、強い液で洗い続けないようにしましょう!
洗った筆の乾かし方と保管方法
洗えたら、そのまま収納せず、
- 毛先を整える
- 乾かす
- しまう
の順に進めます。
濡れている間の置き方と乾いた後の保管は分けて考えましょう。
毛先を整え、先端に負荷をかけず乾かす
清潔な布や紙で残った液をやさしく取り、毛流れに沿って元の形へ整えます。
筆メーカーの指定がなければ、軸を支え、毛先を浮かせた横置きが基本例です。


先端を机へ押し付けたり、ほかの道具を重ねたりしない状態で自然乾燥させます。
濡れたままキャップや密閉ケースへ入れず、乾くまで待ちましょう。
乾燥時間は筆や環境によって変わるため、「何分で完了」とは決めません。
乾燥してから、毛先を守れる状態でしまう
乾いたら、毛先が押し潰されない場所へ保管します。
筆立てなら毛先を上向きに。


ケースなら、ほかの工具が先端へ当たらないように置きます。
詰め込みすぎず、毛の形を保てる状態にしましょう。
キャップはすべての筆に必須ではありませんが、筆に保管方法の指定があれば従います。
使う場合は、その筆に合うものを選び、毛が巻き込まれていない状態で装着します。


筆の種類を整理したい方は、ガンプラ塗装用の筆の選び方も参考にしてください!
筆を傷めないために避けたい手入れ
もっと強く洗えばきれいになる
とは限りません。
洗い方と使う用品の取り違えを防ぎましょう。
| 避けたい扱い | 代わりに行うこと |
|---|---|
| 水性なら乾燥後も水だけで洗えると思う | 塗料のシリーズと乾燥状態で洗い分ける |
| どの筆にも強力なクリーナーを使う | 塗料だけでなく、筆への適合も見る |
| 毛先を底へ押し付けたまま放置する | 洗浄後は引き上げ、先端を押さえず乾かす |
| 洗浄剤を希釈にも使う | 希釈用途が認められていないものは使わない |
| 洗浄剤を混ぜて強くする | 独自に混ぜず、指定された使い方を守る |
うすめ液には筆洗いにも使えるものがありますが、洗浄剤が希釈にも使えるとは限りません。
固まった筆や手入れでよくある疑問
普段の洗浄と固まった筆の復旧は別の作業です。
無理に元へ戻そうとする前に、できることを分けて考えましょう。
- 固まった筆は元に戻せる?
-
対応するクリーナーで塗料を落とせる場合はありますが、毛切れや変形まで直るとは限りません。
落ちないからと強い液へ替え続けたり、長時間漬けたり、硬い毛を無理にほぐしたりしないでください。
熱湯による修正も特定製品向けの方法で、どの筆にも使える手順ではありません。
- 違う種類の塗料に同じ筆を使ってもよい?
-
その筆が、両方の塗料と洗浄方法に対応していれば候補になります。
前の塗料や洗浄剤を残したまま使い回さず、洗浄・必要なすすぎ・乾燥まで終えてから使います。
最初から塗料ごとに筆を一式買う必要はありません。
- 専用の筆洗いやコンディショナーは必要?
-
手持ちの適合用品で片付けられているなら、追加は必須ではありません。
汚れを落とすクリーナー、洗うための容器、毛先を整える補助用品は役割が違います。
今困っている作業がなければ、まとめて買い足さなくて大丈夫です!
洗浄液と拭き取り紙の片付けも確認する
僕は、筆洗いで出た溶剤や塗料を紙に吸わせ、においが広がらないようにビニール袋へまとめて処分してきました。


ただし、においを閉じ込めることと安全に処分できることは別です。
袋へ入れるだけで、処分の準備が終わるわけではありません。
乾燥中も引火に注意が必要で、ごみの区分は自治体によって異なります。
また、油脂を含む一部の塗料では、付着した紙や布を袋にまとめて放置すると、熱がこもって自然発火するおそれがあります⚠️
どの塗料にも同じ片付け方を使わず、製品に指定された処理を済ませてから、自治体のルールに沿って出しましょう。
筆は使った塗料に合わせて洗ってから保管しよう
手入れの基本は、
- 塗料と洗浄用品を合わせる
- 毛先を無理に扱わない
- 乾いてからしまう
の3点です。
高価な用品を増やすことより、使い終えた筆を放置せず、次も使える状態に片付けましょう。
次の塗装では、ガンプラの部分塗装のやり方も参考に、塗るところから片付けまでをひと続きで進めてみてください✨





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