ガンプラにスミ入れが終わった後、はみ出た塗料(スミ)の拭き取りにお悩みではありませんか?
スミ入れはガンプラのリアルさを引き立てる重要な手法ですが、余分な塗料が残ってしまうと逆効果になってしまいます。
この記事はこんな人におすすめ!
- スミ入れの拭き取る方法が分からない…
- スミ入れ後の拭き取る商品を知りたい…!
- 綺麗に拭き取りができずに悩んでいる…
そこで今回は、ガンプラにスミ入れした後の効果的な拭き取り方法や便利な拭き取り商品について紹介していきます。
この記事を読むことで、ガンプラの仕上がりをより一層リアルにするために、スミ入れ後の拭き取り作業について知識を得ることができます。
正しい方法や適切な商品を使えば、ガンプラの表現力を大幅に向上させることができます!ぜひ、お悩みの方は最後まで読んでみてください!
スミ入れのふき取り方法は?
スミ入れの拭き取り方法について疑問を抱いている方に、効果的な手法を3つ紹介します。
- 消しゴム
- 消しペン
- エナメル溶剤
それぞれの拭き取り方法を解説していきます!
消しゴム
スミ入れのふき取り方法として、消しゴムが使えます。
消しゴムでのふき取りは主にペンタイプ(極細ペン、流し込みペン、ふでペン、シャーペン)のスミ入れに適しています。
消しゴムを軽く当てながら、スミ入れした部分を軽くこすることで、余分な塗料を拭き取ることができます。
この時、力を入れすぎず、優しく行うことがポイントです!
消しペン
ペンタイプのスミ入れのふき取りには、消しペンが便利です。
消しペンに適したスミ入れタイプは「極細ペン」「流し込みペン」「ふでペン」のスミを拭き取るのに適しています。
消しペンはペン先にアルコール系の溶剤が浸透しており、そのままペン先で拭き取ることが可能です。
しかし、ペン先がスミ入れ塗料で汚れてしまうため、綿棒に溶剤を染み込ませてから拭き取ることをおすすめします。
ペン先から溶剤を綿棒に移すことで、より細かく、綺麗にふき取ることができます!
エナメル溶剤
塗料流し込みタイプのスミ入れのふき取りには、エナメル溶剤が有効です。
エナメル溶剤はエナメル塗料を薄める際にも使われます。
使い方は綿棒にエナメル溶剤を染み込ませて拭き取ることです。
ただし、溶剤を過剰に染み込ませると、凹凸部分のスミまで一緒にふき取ってしまう可能性があります。
そのため、塗料皿などの容器に少量の溶剤を出し、綿棒に染み込ませる方法をおすすめします。
それでも染み込みが過剰な場合は、ふき取る前にティッシュなどで余分な溶剤を吸収させることも効果的です!
スミ入れの拭き取りする際にあると便利な道具
スミ入れの拭き取り作業をスムーズに進めるためには、以下の便利な道具があります。
- 綿棒(フィニッシュマスター)
- 塗料皿
- スポイト
これらの道具を使うことで、スミ入れの拭き取り作業が効率的かつ綺麗に行えます!
綿棒(フィニッシュマスター)
スミ入れの拭き取り作業には、綿棒でも十分ですが、たくさん消耗してしまいもったいないと感じる方は多いのではないでしょうか。
そこでおすすめの便利な道具が、ガイアノーツの「フィニッシュマスター」です。
この綿棒は、綿ホコリが出ない革新的な設計で、柔軟性と吸収性に優れています。
そのため、スミ入れ後の拭き取りに最適で、極細タイプなら奥まった難しい箇所の拭き取りも簡単に行えます。
先端部分は溶剤で洗浄することで、何度も繰り返し使うことが可能です。
フィニッシュマスターは、ガンプラを半年作り続けていても、先端を取り替えることなく長持ちします!
通常タイプ
極細タイプ
塗料皿
スミ入れの拭き取り作業をより便利にする道具として、塗料皿があります。
スミ入れを拭き取る際には、塗料皿に少量の溶剤を入れておきます。
その後、綿棒や筆などを溶剤に浸してからスミ入れ部分を優しく拭き取ることができます。
塗料皿に溶剤を用意しておくことで、作業の効率性と正確さがアップし、ストレスなくスミ入れの拭き取りができます。
塗料皿は小さなアイテムですが、スミ入れや塗装作業において重要な役割を果たすため、持っておいて損はありません!
スポイト
スミ入れの拭き取り作業において、スポイトは非常に便利な道具です。
特に溶剤を塗料皿に出す際に使用することで、正確な量を簡単に測ることができます。
スポイトを使うことで、溶剤の注ぎ過ぎや足りないといった問題を回避し、適切な量を使いながらスミ入れの拭き取り作業に集中することができます。
これにより、塗料皿に正確な量の溶剤を出すことができ、スミ入れの拭き取り作業に最適な環境を整えることが可能です。
スミ入れの拭き取り作業をスムーズに進めるために、スポイトを利用して溶剤の計量や注ぎ作業を行いましょう!
短いタイプ
長いタイプ
ガンプラ向けのスミ入れ拭き取り商品
ガンプラのスミ入れを綺麗に拭き取るために、ペンタイプと溶剤の以下の2つの商品がおすすめです。
商品名 | 希望小売価格 (税込) | メーカー |
ガンダムマーカー 消しペン | 275円 | GSIクレオス |
エナメル溶剤 | 264円/770円 | TAMIYA |
エナメル系溶剤 | 880円 | ガイアノーツ |
以下では、それぞれの商品の特徴や使い方を詳しく紹介していきます。
GSIクレオス|ガンダムマーカー 消しペン
商品名 | ガンダムマーカー 消しペン |
(税込) | 希望小売価格275円 |
メーカー | GSIクレオス |
ガンダムマーカー 消しペンは、ガンダムマーカーで塗った部分を簡単に除去できるペンタイプの除去液です。
失敗した箇所の修正だけでなく、細かいパーツに広く塗っておき、はみ出した部分を消しペンで綺麗に取り除くテクニックにも利用できます。
こんな人におすすめ!
- ペンタイプのスミ入れを使用する人
- 素組み派の人
- 手軽にスミの拭き取りをしたい人
GSIクレオス|ガンダムマーカー 消しペンの口コミ
ガンダムマーカーで塗装していた時に色々失敗してしまいどうしようと途方に暮れているときに、消しペンの存在を知り購入しました。スムーズに塗装失敗した箇所の塗装が落とせて気持ちよかったです!
引用元:Amazon
スミ入れペンのはみ出しを消すのに使ってます。消しゴムで消えるらしいですが、消しゴムなんか使えるか!って言うようなパーツが多いので、この消しペンが有効です。あたり前ですが、液を付けすぎるとスミ入れも消えます。直接ペンで擦るよりも、ペン先をチョンっと付けて、めん棒で慎重に擦った方が良いです。他の塗料も溶ける場合があるので気をつけてください。試しにトミカに塗ってみたら、タンポ印刷の部分が溶けました。完成品模型になんかには使えないです。臭いは、ほとんど無いです。しかし換気はすべきですよ。初心者向けで便利ですが、テキトーに使うと痛い目みるやつです。プラモデルに慣れてれば、どうってことないですが。
引用元:Amazon
TAMIYA|エナメル溶剤
商品名 | エナメル溶剤 |
(税込) | 希望小売価格264円/770円 |
メーカー | TAMIYA |
タミヤカラーエナメル塗料に優れたエナメル塗料用溶剤です。
この溶剤は、スミ入れの拭き取りの他にも、塗料をうすめたり、用具の手入れや筆洗いしたりすることにも使えます。
また、サイズは「溶剤大びん(40mL)」と「溶剤特大(250mL)」の2種類があります。
- スミ入れの拭き取りのみに使用する場合は「溶剤大びん(40mL)」
- エナメル塗料を薄めるなど、多方面に使用する場合は「溶剤特大(250mL)」
を選べば問題なく使用可能です。
こんな人におすすめ!
- 塗料流し込みタイプのスミ入れを使用する人
- ガンプラを全塗装で仕上げる人
- TAMIYA製品のスミ入れ・エナメル塗料をよく使う人
TAMIYA|エナメル溶剤の口コミ
タミヤ墨入れ塗料の清掃用に購入しました。類似品のX-20Aとは、名前は似ていますが用途が違いますのでご注意ください。(タミヤ墨入れ塗料の場合、こちらでないと塗料を拭き取れません。)綿棒に軽くつけ、墨入れのはみ出した部分に塗布し、ティッシュ等で軽く拭くと、簡単に墨入れのはみ出し部分を綺麗にできます。そのまま綿棒でつんつんしてても消えます。
引用元:Amazon
タミヤのエナメル塗料専用のうすめ液です。塗料そのものの希釈の他、筆など塗料のついた用具の手入れに必須です。他系統の薄め液での代用はおすすめしません。
引用元:Amazon
ガイアノーツ|エナメル系溶剤
商品名 | エナメル系溶剤 |
(税込) | 希望小売価格880円 |
メーカー | ガイアノーツ |
ガイアノーツのエナメル系溶剤は、ガイアノーツのエナメル系塗料をうすめるための互換性溶剤として優れています。
ペトロール(石油由来の透明な液体)をベースにして適度な溶解力を実現しています。
このエナメル系塗料は、通常の塗装はもちろん、ラッカー系塗料で塗装した後にモールドに流し込んでスミ入れする際にも大活躍します。
高品質かつ最適な配合の溶剤なので、プラスチックが割れるといった心配もほぼありません。
さらに、250ml入りの小サイズボトルで提供されています。
手軽に使いやすく、高品質な溶剤を手に入れたい方にはぴったりです!
こんな人におすすめ!
- ガイアノーツのエナメル塗料をよく使用する人
- ガンプラを全塗装する人
- 素組み派でパーツのひび割れが不安な人
ガイアノーツ|エナメル系溶剤の口コミ
プラを割りにくい溶剤とのことで購入。今のところタミヤのエナメル溶剤と差が感じられませんが、備えあれば憂いなしということで。
引用元:ヨドバシ.com
はみ出した墨入れやエナメル塗料をふき取るための必需品。タイミング悪くタミヤのエナメル溶剤が手に入らなかったのでこちらを購入。タミヤのエナメル塗料でも問題なく拭きとれます。
引用元:ヨドバシ.com
はみ出したスミを綺麗に拭き取ろう!
今回は、ガンプラにスミ入れした後の効果的な拭き取り方法や便利な拭き取り商品について紹介していきました。
まとめると以下のようになります。
- スミ入れのふき取り方法は?
- 消しゴム
- 消しペン
- エナメル溶剤
- スミ入れの拭き取りする際にあると便利な道具は?
- 綿棒(フィニッシュマスター)
- 塗料皿
- スポイト
- ガンプラ向けのスミ入れ拭き取り商品は?
ということがお分かりいただけたと思います!
スミ入れをするときは、はみ出しを拭き取るための道具を準備しておくことが大切です。
綿棒や塗料皿、スポイトなど、様々な道具をうまく使い分けて、美しい仕上がりを目指しましょう。
スミ入れ作業は手間がかかるかもしれませんが、その分完成した作品のリアルさは格別です。
ぜひ、上手にスミ入れをして、自分だけの素晴らしいガンプラを作ってみてはいかがでしょうか!
コメント