ガンプラ用のニッパーを手に入れたけど「手入れができるか不安…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ガンプラを組み立てるにあたって、ニッパーは欠かせない道具です。
ですが、正しい手入れ方法を知らないと、せっかく手に入れたニッパーがサビてしまう恐れもあります。
この記事はこんな人におすすめ!
- ニッパーのサビを防止する手入れの仕方がわからない…
- ニッパーの手入れ・メンテナンスに必要な道具を知りたい…!
- なぜニッパーを手入れする必要があるのか知りたい…!
そこで記事では、ガンプラ初心者でも手軽にできるニッパーの手入れ方法を紹介していきます。
画像付きで分かりやすく解説するので、初めての方でも安心して実践できます!
この記事を読むことで、ニッパーの手入れ方法をマスターすることができ、新品同様の使い心地を取り戻すことが可能です。
また、錆びてしまったニッパーのサビ取り方法も解説しています。
ぜひ、この記事を参考にして、手入れ方法や必要な道具を覚えて、快適にガンプラを作りましょう!
なぜニッパーを手入れする必要があるのか
ニッパーは、ガンプラをはじめとするプラモデルの組み立てに欠かせない道具ですが、その手入れを怠ると問題が生じます。
それは、空気中の湿気や手に含まれる水分などで、徐々にサビが発生し始めるからです。
サビは、金属にとって大敵であり、切れ味や動作が悪くなるだけでなく、扱いにくくなってしまいます。
ニッパーは、カッターナイフのように刃こぼれやサビなどで刃を交換することができないため、日々の手入れが大切です。
後に解説する方法を実践し、手軽に行える手入れの習慣つけて、ニッパーを大切に扱っていきましょう!
ニッパーの手入れに必要な道具
ニッパーの手入れは、使い勝手や寿命に大きな影響を与えます。
手入れをするためには、以下の道具が必要になります。
- 錆止め
- 潤滑油
- ブラシ
- 拭く物(タオルやキッチンペーパーなど)
以下では、ニッパーの手入れに必要な道具を紹介し、それぞれの役割について説明していきます。
錆止め
ニッパーの手入れに必要な道具の1つに「錆止め」があります。
錆止めは、ニッパーの刃先に薄く塗ることで、サビの発生を防ぎます。
ニッパーは水分や湿気が原因で錆びやすいため、錆止めを塗ることで防止することができます。
使用方法は簡単で、柔らかい布に錆止めをつけて、ニッパーの刃先に軽く塗るだけです。
ただし、使用する錆止めによっては、塗った部分に白い残留物が残る場合があるので、適切な錆止めを選ぶことが大切です。
ニッパーの寿命を延ばすためにも、手入れには錆止めを使用することをおすすめします!
潤滑油
ニッパーの手入れに必要な道具の1つに「潤滑油」があります。
潤滑油は、ニッパーの動きをスムーズにし、錆の発生を抑える効果があります。
ニッパーに潤滑油を塗布することで、刃先同士がスムーズに動くため、切れ味が良くなります。
使用方法は、柔らかい布に潤滑油をつけて、ニッパーの刃先に薄く塗るだけです。
ただし、使用する潤滑油によっては、塗った部分にベタつきが残る場合があるので、適切な潤滑油を選ぶことが大切です。
手順としては錆止めを先に塗り、その後に潤滑油を塗っていきます!
ブラシ
ニッパーの手入れに必要な道具の1つに「ブラシ」があります。
ブラシは、ニッパーについたホコリや切りくずを落とすために使います。
ブラシは、柔らかい毛のものを使用し、ニッパーの刃先や関節部分に付着したホコリや切りくずを優しく取り除くことができます。
使用方法は簡単で、ブラシをニッパーに当てて、綺麗になるまで軽くこするだけです。
ただし、ブラシが硬すぎると、ニッパーの刃先に傷をつけてしまうことがあるので注意が必要です。
手入れの際には、ブラシを使ってしっかりとホコリや切りくずを取り除くことで、油を塗る際に綺麗に塗ることができます!
拭くもの
ニッパーの手入れに必要な道具の1つに「拭くもの」があります。
ニッパーに油を塗った後は、余分な油分が付着している可能性があるので、拭くことで手入れを行います。
ほこりが出にくいキムワイプがおすすめですが、キッチンペーパーでも代用可能です。
拭く際には、キムワイプやキッチンペーパーを適量取り、ニッパーの刃先や関節部分を軽く拭き取ります。
また、拭いた後は必ず、キムワイプやキッチンペーパーの粉や糸くずが残らないように確認しましょう!
ニッパーの手入れ方法
手入れには、専用のメンテナンス油やブラシ、拭くものなどが必要になります。
しかし、手入れに使う道具を揃えるのがめんどくさい人向けに、『ゴッドハンド|ニッパー専用メンテナンス油』がおすすめです。
ゴッドハンド|ニッパー専用メンテナンス油の内容物
- メンテナンス油×2
- 刃ブラシ
- キムタオル×2
『ゴッドハンド|ニッパー専用メンテナンス油』は手入れができる道具がまとまっているため、初心者でも手軽に手入れをすることができます。
また、メンテナンス油は1本で錆止めと潤滑油の役割を持っているので、塗り間違いを防ぐことができます。
今回は『ゴッドハンド|ニッパー専用メンテナンス油』を使って、ニッパーの手入れ方法を画像付きで分かりやすく解説していきます!
まずは、刃ブラシを使って切りくずを取り除きましょう。
この作業は普段、使用している時もこまめに行うことが大切です。
特に、刃の根本に切りくずが挟まったまま使用すると、軸が歪んでがたつきが生じるため、注意が必要です。
がたつきは切れ味の低下や刃欠けの原因になるため、注意しましょう。
手入れは定期的に行い、ニッパーをいつでもきれいな状態に保ちましょう!
ニッパーは構造上、可動部にガタが出やすいため、週に1回程度はメンテナンス油で注油してガタを防止しましょう。
可動部にメンテナンス油をたっぷり注し、数回開閉してからキムタオルで拭き取ります。
古い油が軸から出てくる場合があるので、拭き取ることも忘れずに行いましょう。
この作業により、ニッパーの可動部がスムーズに動き、長く使えるようになります!
次に、メンテナンス油を全体に塗布し、余分な油をキムタオルで拭き取ります。
可動部にメンテナンス油を塗って拭き取り後は、必ずメンテナンス油を金属部分全体に塗るようにしましょう。
特に、刃を含む金属部分を素手で触ってしまった場合には、定期的にメンテナンス油を塗って拭き取ることが重要です!
ニッパーに使用するメンテナンス油は防錆性能に優れており、表面の油が乾きにくくなっています。
しかし、使用前には必ずキムタオルなどで表面をしっかりふき取り、切断対象に油が付着するのを防ぎましょう。
油が付着したままだと切断面が汚れたり、作業精度が低下する可能性があるので注意が必要です。
ニッパーが錆びてしまった時の対処法
ニッパーが長期間放置されていたり、湿気の多い場所に保管されていたりすると、錆びが発生することがあります。
この場合、サビを取り除かなければニッパーを正常に使えなくなってしまいます。
そこでおすすめなのが、スプレータイプの「茂木和哉 「サビ落とし」 200ml 低臭タイプ」です。
「茂木和哉 「サビ落とし」 200ml 低臭タイプ」を使うメリット
「茂木和哉 「サビ落とし」 200ml 低臭タイプ」を使うメリットとして以下のことが挙げられます。
- 低臭タイプなので匂いが比較的きつくない
- ボトルタイプに比べてスプレータイプの方が溶剤の出す量を調整しやすい
- ボトルタイプに比べてスプレータイプの方が価格が安い
このように初心者でも扱いやすい錆落とし商品になっています!ニッパー以外にも金属の錆ならどんなものでも落とすことができます!
使用方法は簡単で、サビがある部分にスプレーして紫色に反応し5~10分放置して落とすだけです。
サビを取り除いたら、水を染み込ませたスポンジ等でしっかり洗い流し、乾いた拭きもので拭き取ります。
その後、先ほど解説した手入れ方法で再び錆びないように素早く錆止めの油と潤滑油を塗って手入れをしてあげます。
そうすることで多少色落ちしますが、ニッパーを長く使うことができます。
ニッパーの手入れでよくある質問とその回答
ニッパーの手入れについては、初めて行う人にとっては様々な疑問が生じることがあります。
以下に、よくある質問とその回答をまとめました。
ニッパーの手入れに不安を抱えている人や、より良い手入れ方法を探している人は、ぜひ参考にしてみてください。
- ニッパーが錆びないように保管するには?
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ニッパーを錆びないように保管するには、まず上記で紹介した手入れ方法を実践しましょう。
次に、乾燥した場所に保管し、湿気を避けるようにします。
また、直射日光を避け、長期間保管する場合はビニール袋や乾燥剤を使用して、さらに保管状態を良くすることができます。
とも定期的に手入れを行い、保管状態にも注意することで、ニッパーを長く使い続けることが可能です!
- ニッパーの手入れはどのくらいの頻度で行うべきか?
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ニッパーの手入れの頻度は、使用頻度や使用環境によって異なります。
一般的には、週に1回程度の手入れをおすすめします。
ただし、使用頻度が多い場合や環境が汚れやすい場合は、より頻繁に手入れを行う必要があります。
ともまた、ニッパーを使用する前も必ず綺麗にしましょう!
- ニッパーを使用する際、刃先が開かなくなってしまった場合はどうすればいいか?
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刃先が開かなくなった場合は、ニッパーが古くなっている可能性があります。
この場合、ニッパーを修理するか、新しいニッパーを購入することをおすすめします。
修理をする場合は、メーカーや専門店に相談してみてください。
また、ニッパーを使用する際に、硬い物や厚いものを切るなどの不適切な使い方をしている場合も、刃先が開かなくなることがあります。
ともそのため、適切な使い方を心がけるようにしましょう!
- ニッパーの切れ味が悪くなった場合、自分で研ぐことは可能か?
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ニッパーの切れ味が悪くなった場合、自分で研ぐことは可能ですが、専用の工具、技術や経験が必要です。
初心者が研ぐことは難しく、誤った研ぎ方をすると刃を痛めてしまう場合があるため、業者や専門家に依頼することをおすすめします。
ともまた、定期的な手入れと正しい使い方をすることで、切れ味を長持ちさせることができます!
新品のような輝きのあるニッパーを取り戻そう!
今回は、ガンプラ初心者でも手軽にできるニッパーの手入れ方法を紹介していきました。
まとめると、
- なぜニッパーを手入れする必要があるのか?
- 空気中の湿気や手に含まれる水分などで、徐々にサビが発生し始めるから!
- ニッパーの手入れに必要な道具は?
- 錆止め
- 潤滑油
- ブラシ
- 拭く物(タオルやキッチンペーパーなど)
ということがお分かりいただけたと思います!
定期的なメンテナンスを行うことで、ニッパーの寿命を延ばし、新品のような輝きを取り戻すことができます。
ニッパーを使い続けるためにも、手入れを怠らず、常に良好な状態を保つように心がけましょう。
また、使い方に関する注意点も覚えておくことが大切です。
手入れと使い方の両面を意識して、お気に入りのニッパーを長く使い続けましょう!
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